ホームページ制作の見積方法について

「ホームページ制作の見積りはどのように決めるのか?」ご存知ですか。

ホームページ制作は、十数年の歴史しかありません。
どのように見積料金を決めるかというと

①DTP(パンフレット等)の料金算出方法を参考
パンフレット等の作成方法として、「企画・構成の作成」「ページ数」「画像加工量」など以前から料金算出方法がありました。
これをホームページに応用したものです。
但し、「企画・構成」と言っても各社ごとに内容は様々です。
ページ数の算出方法も、実ページと同一とは限りません。

②「工数」システム開発の料金算出を参考

「人日」「人月」による工数算出です。

「1人日」とは、1人が1日作業した場合の金額です。
たとえば、制作工数=20人日の料金計算をする場合
単価40,000/日として
40,000円(単価)?20人日= 800,000円
という計算です。
見積もり上、20人日は1人で20日間、20人で1日間も同じです。
(実際は、20人居ても、1日で作れないですが・・・)

③「ステップ数」システム開発の料金算出を参考

「ステップ数」での算出です。

「ステップ数」とは、プログラムの行数です。
たとえば、総行数3000行のプログラムとしてホームページを作成した場合
単価 300円/行として
300円(単価)?3000= 900,000円
です。

④内訳を明記しない方法

所謂、どんぶり勘定ですね。

おもな算出方法は上記4パターンでしょうか。

一般的には、①での算出が多いようです。
②③は、ホームページ制作にシステム開発が伴う場合など使われたりします。
その他にも算出方法はあります。

なぜ、こんなに色々とあるのかというと、どの方法でも精度に問題が残ってしまうからです。
今も、システム開発では新しい見積方法が考案され続けています。

アグリロットでも、見積手法の精度を上げるための見直しは随時行っていきます。